自己紹介

若松 みずき (弁護士)

 はじめまして。今年の1月から川崎総合法律事務所で勤務し始めました若松みずきと申します。 たった1年の修習を経ただけで,「弁護士」という肩書きで世の中に放り出されて不安でいっぱいでしたが,事務所の7人の先輩弁護士らが皆かわいがって(何をするか心配で見放せないのかもしれませんが)くださり,なんとか約半年やってきました。 事務所初の女性弁護士ということも加わって,目をかけていただいているような気もします。 何もかもがわからず,おろおろしているときには,事務員の方たちにもよく助けていただきました。

 そんなこんなしている内に半年が経ってしまい,本当にあっという間で,最近は,果たして力がついているのか不安に思うことも多いです。 刑事事件の示談交渉などは,被害者に言われるがままに,片道2時間もかかる被害者のお宅の近くに夜10時に赴いたり,えんえんしゃべり続ける被疑者・被告人さんとどうやって接見を終わりにしていいのかわからず,終電がなくなってしまったりもしました。 ボスの高柳弁護士は,そんな私を心配して,「女の子なんだから,夜遅くに被害者の家に一人で行くことはない。 弁護士もやれることとやれないことがあるんだから,全てやる必要はない。 自分の身を守ることも考えなくては。」と諭してくれました。 まだ,どこまでする必要があることなのか,できることなのか,見極めができなくて無理をしてしまいがちですが,体をこわさない程度に頑張り続けていきたいと思っています。