編集後記
大川 信也 (事務局)
最近,TVCMや広告掲載を啓蒙する営業の電話が多くなりました。 現在の事務所所在地に移転してから早くも5年が経過しましたが,業界的には,新司法試験や裁判員制度の導入など変化の連続を体感しています。 また,テレビドラマなどでも弁護士や検察官を題材にした番組も増え,あまり一般的でなかった法曹業界も注目されつつあります。 一方,世間的には「不況のあおり」を受け,企業は,広告や設備投資にお金をかけられなくなっているようです。 他方,広告業界的には,これから開拓する余地のある弁護士事務所をターゲットにしていることは,よく理解できます。
ともあれ,市民に開かれた法律事務所をという命題と品位を保つことのバランスを見失うことなく,自分のできる最大限の努力をしたいと思います。