移籍のお知らせ
中村 大祐 (弁護士)
本来であれば年初のご挨拶を申し上げる場でございますが、この度、平成27年年初をもって川崎総合法律事務所を退所し、埼玉弁護士会に移籍した上、埼玉県川口市において、事務所を開設することになりました。
私は、平成22年末に弁護士登録をすると同時に、川崎総合法律事務所に入所いたしました。在籍期間は丸4年間ととても短い期間でしたが、とても恵まれた環境で、多くの経験を積ませていただきました。特に高柳先生には、司法修習生の時から本当にお世話になり、勤務弁護士時代にも、弁護士としての心構えなど、多くのことを教えて頂いたと本当に感謝しております。
登録換えの理由は、妻との同居のためです。現在、妻は茨城県内で働いており、職場の近くに住んでいます。その一方で、私の事務所は川崎にあるので、事実上、別居の状態が続いてきました。そこで、この度、私と妻とが、それぞれ仕事場を変えた上で引っ越しをし、同居をする運びとなったものです(転居後の新住居は、偶然にも、妻の実家のすぐ近くになりました。)。
そこで、数か月前から、独立の方策を模索していたところ、同じ時期に独立を予定していた法科大学院時代の友人と意気投合し、一緒に事務所を開設する運びとなったものです。
事務員さんも、大学院時代の友人にお願いすることができ、気心の知れた仲間達と新たな第一歩を踏み出せることになり、とてもわくわくした気持ちで準備を進めております。
そうとはいえ、この原稿を書いている平成26年10月末の時点では、新事務所の名称が決まっていないことは勿論、事務所が入居するテナントこそ決まったものの、まだ前のテナントが退去していないため、内装等に着手できる見込みも立っていない状況です。また、登録換えのための諸手続きについても、よく分からないことが多く、戸惑うことも多くあります。更に、今後は、依頼者の方にご迷惑をお掛けすることのないよう、事件の引継ぎを入念に行っていかなければいけないとも考えています。
このように、至らぬ点も数多くあり、ご迷惑をお掛けすることも多かろうと思いますが、何とぞご容赦下さいますようお願いいたします。移籍をしても、川崎や横浜は私の心の故郷であり続けますので、変わらぬご厚情を、これからもどうか宜しくお願い申し上げます。