暑中お見舞い申し上げます。

本田 正男 (弁護士)
3人の子どもたちを朝保育園にお願いし,夕方お迎えに行く毎日を送っています。子どもたちはまだ傘も上手く差せないような年齢ですので,梅雨どき雨模様が続いたときには堪えましたが,春から夏にかけては,昼間の時間が延びてゆきますから,晴れた日には,冬場と違って,まだ明るいうちに保育園から家まで,ゆっくり歩いて帰ることができます。いつも首から提げているお気に入りの携帯NokiaN95は,径を歩きながら,(ヘッドフォンではなく,)ステレオスピーカーで,気持ちのいい音楽を聴きたいという私の30年来の願いを叶えてくれる夢の小箱で(しかも,見かけは小箱でも,16GのmicroSDには1,8000曲以上入ります。),泣いたり,笑ったり,いつも大騒ぎの子どもたちの手を引きながら,たとえば,雨上がりの夕映えの空にBeach Boysの美しいハーモニーを響かせることもできます。帰り道子どもの手を引くのは,もっぱら交通安全のためですが,つないだ手からは何かしら伝わってくるものがあり,(別に空に虹が架かっていなくても,)ふとした瞬間に心地よい風が吹いてきたりすると,もう少しこのままでいたいような気持ちが溢れてきて,ちょっと遠回りして買い物でもしていこうかなどと提案したりしています。
この夏も事務所報をお届けさせて頂きます。相変わらずの慌ただしさの中ですが、それぞれががんばって作りました。当事務の弁護士たちの活動の一端をみていただければ幸です。暑い日が続きます。どうぞご自愛ください。