弁護修習の思い出

高橋 里沙 (修習生)

 第64期司法修習生の高橋里沙と申します。

 今年の2、3月の2か月間、川崎総合法律事務所に配属され、高柳馨先生のご指導の下、弁護修習をさせていただきました。修習では、法律相談、交渉、関係者からの事情聴取、受任の様子を見学させて頂いたり、訴状や準備書面、控訴理由書を起案させて頂いたりしました。その中で特に印象に残っているのは、高柳先生がいつも依頼者に対し親身に接し、一つ一つの事件に真摯に取り組まれていたところです。弁護士は何件もの案件を同時に扱いますが、どんなに小さい事件でも適当に扱うことなく、真剣に取り組むことの大切さを学びました。

 また、他の先生方の案件を見学させて頂く機会にも恵まれました。個々の先生方により依頼者との接し方や案件の進め方は異なりましたが、依頼者に対する誠実さ、真摯さはすべての先生方に共通していると感じました。

 最後になりましたが、高柳先生をはじめ事務局の皆様には、お忙しい中私の修習にご協力していただきましたことを心から御礼申し上げます。