巻 頭 言
大橋 賢也 (弁護士)

謹んで新年のお慶びを申し上げます
今時のインターネット時代においては、多くの人が、情報を各種ホームページから入手していると思われます。そうすると、顧客を獲得しようとする立場からも、必然的にホームページは重要な広告手段となってきます。弁護士の業界も同様で、最近は様々な法律事務所が、ホームページを作成しているようです。
弁護士にとってのホームページとは、もちろん顧客を獲得する重要な広告手段であることは間違いありませんが、それだけではないように思われます。つまり、今までは法律とは無縁だった人達に、法律に関する情報や基本的な知識を提供したり、ブログを書くことによって弁護士を身近に感じていただくという意味もあると思われます。
我が川崎総合法律事務所も従来からホームページを作成していたのですが、お世辞にも充実していたとはいえない状況にあり、多くの方々にご迷惑をおかけしておりました。私たちは、このような状況を何とか改善しなければならないと思っており、実際に話し合っては来たのですが、日々の業務に忙殺され(ということを言い訳に)、今まで改善してきませんでした。
しかし、さすがに今まではホームページとしての役割を全く果たしてこなかったことに危機感を抱いた私たちは、ようやく重い腰を上げて、徐々にホームページの内容を充実させる方向で頑張り始めております。具体的には、法律に関する情報や基本的な知識の提供という意味で、簡単なQ&Aコーナーを設けたり、各弁護士が、ブログを書くことで、弁護士という存在を身近に感じていただけるように、努力をしております。
私も今までは、ブログを書くなどという習慣がなかったため、長らくテスト頁のままになっていたのですが、これではいけないと改心し、少しずつブログを書くようになりました。私がブログで書いているのは、趣味の話(マラソン等)や仕事に関する話(最高裁を初めと判例情報等)等です。特に仕事に関する内容を書くためには、色々と情報収集をしたり、正しい情報提供ができるように調べ物をしたりするので、結構良い勉強になります。
どれだけの人達に私のブログを読んでいただけているのか分かりませんが、少しでも多くの人達に、私という人間を身近に感じていただけるよう、これからもブログの更新を続けていきたいと考えています。ですので、この事務所報を読んでいただけた方には、お時間のあるときに我が事務所のホームページや各弁護士のブログを読んでいただけたら幸です。