司法修習の思い出
新第61期司法修習生の藤平と申します。
この度縁ありまして,今年の1月末から3月末の2月間,川崎総合法律事務所に配属され,本田正男先生のご指導の下,弁護士業務の研修をさせていただきました。
私は,司法修習生になるまで畑違いの業界で育ってきましたので,弁護士の業務を間近で見る機会はこの修習の機会が初めてとなります。 毎日毎日が新たな発見の連続で,机上の勉強と実務の違いに驚かされることも多々ありました。 本田先生と事件の見通しや解決方法などの議論をかわしたり,訴状をはじめとした書類の検討をしたりしたことは,非常に有意義な経験であったと思います。
また,本田先生は,一般に想像されるような弁護士業務の他に,日弁連や横浜弁護士会の委員会活動,弁護士会の運営などの公益活動にも積極的に参加されております。 そのような公益活動を数多く見る機会に恵まれた私は,同期の司法修習生の中でも,もっとも多角的に弁護士の業務を見ることができたのではないかと考えています。
なお,新たな司法修習では,これまでの民事裁判・刑事裁判・検察・弁護の修習期間とは別に,自分の興味のある分野を自由に組み合わせた研修を行なう「選択修習」という期間が設けられることになりました。 選択修習の期間は,配属された弁護士事務所から研修先に通うことになりますので,あの充実した毎日が再びおくれることを今から楽しみにしております。
最後になりましたが,本田先生をはじめ弁護士の皆様,事務局の皆様には,大変お忙しい中,修習にご協力いただきましたこと,この場をお借りして御礼申しあげます。 いつか川崎総合法律事務所の皆様のような,熱意あふれる弁護士となれるよう,日々研鑽を積んでいきたいと思います。