今日もまた新たな日であると信じて
松本 素彦 (弁護士)
令和2年の1月に川崎総合法律事務所に入所させていただきました松本と申します。修習期は36期です。
平成27年3月まで相模原の地で執務をしておりましたが、その後心身の休息を兼ね、横浜市の自宅に事務所を移し残務の処理を行っていたところ、同期の高柳先生のお誘いがあり、新たに川崎の地で執務をさせていただくこととなりました。
仕事も多少入り、ようやく新たな環境になじみ始めた3月ころ、突然新型コロナウイルスの問題が起こり、外出の自粛や緊急事態宣言など異常な事態が相次いで、事務所や裁判所に出かけることもほとんどなく、大方自宅待機の状態となりました。
そんな中でも、事務所の方々は、弁護士も事務局も皆明るく、親切で、時折の接触でしたが、新事務所での弁護士生活に必要な諸知識は丁寧に教えて下さり、コロナ騒ぎもようやく落ち着きを見せ始めた9月ころからは、私自身も、弁護士としての新生活に多少の自信が持てるようになりました。
まだ、これと言った事件には関与していませんが、昨今は、裁判所の出廷や事務所と公共施設での法律相談などにも関わり、ようやく弁護士として、地に足がついてきたような感触を得ています。
今後の抱負ですが、私としては、生きている限り、過去の経験を活かしながら、紛争の渦中にいる人に寄り添いつつ、平和の回復に向けた活動に鋭意尽力して行く所存ですので、今後とも、よろしくご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げる次第です。
最後に、私の好きな言葉です。
“A man is what he thinks about all day long.”(Ralph Waldo Emerson)
「人は、自分が一日中考えていることそのものである。」
(エマーソン)