ただいま弁護修習中。
片山 史英 (司法修習生)
5月27日から7月26日までの2ヶ月間,高柳先生のもとで弁護修習をさせていただいています,新61期の片山史英と申します。 民裁,検察,刑裁の修習を終え,実務修習の締め,総仕上げとして,弁護修習を行っている毎日です。
弁護修習が始まり,まだ1ヶ月しか経っていませんが,この1ヶ月で,依頼者との打ち合わせ,法律相談,接見などを傍聴させていただくのみならず,仮差押の申立書,訴状,調停申立書,内容証明,弁論要旨など,様々な書面を実際に起案させていただいております。 そして,これらの書面が実際に裁判所などに提出されるため,実務修習として実務の一端に関われることができ,やりがいと責任を感じています(もっとも,書面は大分手直しをしていただき,元の文章がわからなくなっていたりもしますが...)。
川崎総合法律事務所には,7名の弁護士先生がいらっしゃいますが,修習をしている中で,個人事務所ではなく,共同事務所ならではと思う点がいくつかあります。
まず,高柳先生の事案のみならず,他の先生の事件も拝見することができ,個性あふれるいろんな先生方の事案処理を見聞することができます。
また,ある先生が受任した事件を,特別な事情が生じたため,今後継続するか辞任するか,微妙な判断が求められる場面に居合わせることがありましたが,こういった場面において,他の先生の意見も存分に聞きながら決断をすることができることは,共同事務所ならではだと感じました。
さらに,こうやって事務所報に,原稿を書かせていただくことになったのも,共同事務所ならではだと思います...(?)
まだ弁護修習は半分しか終わっていません。 残り1ヶ月,修習生だからこそ教えてもらえることが沢山あると思います。少しでも多くのことを吸収し,今後,自らの弁護士業務に役立てていけるよう,もっか毎日の修習に励んでいる次第です。